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【対談記事】DMA社長&製造部部長~こだわりの生プラセンタ誕生秘話~

2023/05/02

DMAこだわりの生プラセンタが完成するまでの裏側を代表取締役の檞将彦と製造部部長の志野雅人による対談にて包み隠さず話していただきました。

Profile

なぜ生プラセンタ製品を作ろうと考えたのか?

まず最初に生プラセンタ製品を作ろうと考えたきっかけは何だったんでしょうか?

檞社長「まずそもそも生のプラセンタ自体はDMAが作ったわけではないんですよ。元々生プラセンタの研究はうちの顧問がやっていたんです。 それを僕が知ったのは10年くらい前で、非加熱のプラセンタの記事を新聞で見たのがきっかけです。
生プラセンタが北海道で作られていると知って、北海道に見に行ってその効果に感銘を受けました。
そこでこの生プラセンタを化粧品に応用してみたいと考えて、顧問と一緒に化粧品化する研究を始めました。」


ーなぜ生にこだわったんですか?

檞社長「どんなものも生でフレッシュな状態が良いということ自体はわかっています。
でも基本的には安全を担保するために加熱するって工程が必要です。これは料理も一緒ですよね。
生の方がおいしいけど、時間がたったり流通の過程で菌が生まれてしまうっていう課題があるんです。
それを解決するには熱を加えるしかない。でも熱を加えるとどうしても菌と一緒に大事な栄養成分も死んでしまう。
原料の世界ではすべていかに熱を加えず、栄養成分を失活させず、菌を殺すかっていうのがポイントで、それが原料のポテンシャル高める秘訣なんです。」

ー当時は化粧品としての生プラセンタは存在しなかったんですか?

檞社長「存在はしていました。しかし冷凍品のものしかなく、常温での流通はできていませんでした。
当時はサプリメントとしての流通がメインでしたが、生プラセンタが良い効果を持つこと自体はその時点で実証されていて、何とか常温での化粧品にして流通させたいと思ったんです。」

ーなぜ化粧品としては冷凍での流通しかなかったのでしょうか?

檞社長「常温での流通に大きなハードルがあったからです。
生の状態のものって、結局一番冷凍が安定するんですよ。
常温だと必ず菌が発生してしまうけど、冷凍なら一番簡単に品質を安定させることができるからですね。」

常温の化粧品として流通させるための課題

なぜ常温にこだわったのか

檞社長「まず生プラセンタ自体は非常にいいものだから僕としてはより多くの人に使ってもらいたかったんです。
それはつまり多くの人に流通できる状態でなければいけない。
しかし冷凍だと、流通面でハードルが上がってしまうんです。
もちろん化粧品も冷凍で流通できないわけではないですがそれはすごいレアケースですし、冷凍の分配送にコストがかかったり、その他にもいろんなコストが上がって高級品にしかできなくなってしまうんです。
だから常温にしようって思ったんです。そしてここが一番苦労したところでもありますね。」

ー菌という課題をどのように乗り越えたのですか?

檞社長「時間と回数と経験の闘いですね。でもそれはね、僕にはできないから。 それをやったのは志野です。」
志野「防腐の前例がないのでトライ&エラーを繰り返しでした。パターンを何パターンか毎日毎日作って、2、3日置きというのを繰り返して防腐の適合を見つけました。防腐はもちろんですが、そのうえで安全性も担保しなきゃいけなく、この防腐剤の適合と安全性の担保の両立というところが本当に表裏一体なんで、苦労しましたね。」

ーほかに課題はありましたか?

檞社長「均一化ですね。
いわゆる大量生産・大量消費って、それを実現するには均一化させないとできないんです。
化粧品ではそれが特に重要でその均一化っていう過程が難しかったですね。

志野「胎盤には個体差がありますからね。
それを栄養成分を残しつつ均一にするというところはとにかく苦労しましたね。
この工程もトライ&エラーの繰り返しの中で確立していきました。 」

課題との闘いの日々、できた日の喜び

トライ&エラーの繰り返しの日々

志野「このときはもうとにかく必死でした。
成功させれば世界唯一無二が完成するっていうこと自体は魅力的なことでしたので、大変さと魅力的な挑戦をさせていただいているという嬉しさとが入り混じった、えも言われぬような感覚でやっていました。」

ー勝算はあったんですか?

志野「ある程度の勝算はありました。うまくいく希望はあったんです。
だから絶対成功するだろうっていうのと、成功させたいっていう想いとの、その両面からトライしてきたって感じですね。」

できた時のことを教えてください

檞社長「苛酷試験している生プラセンタが常温で2、3日たってもまだ腐ってなくて、なんかうまくいってそうじゃない?っていことで、検体を北海道の工場に送ることになったんです。
当時は工場が北海道にしかなかったので、2週間くらいたった時に検体を見に行かないといけなかったんですが、その時はなんかうまくいく気がしたので見に行くことにしたんです。
そして北海道工場について、とりあえずその時はまず匂いを嗅いでみて、あれ匂いしんやん、ってなって、これは行けるんじゃないかと思って喜んだのを覚えています。
そしてその後試験してみても菌も出なかったので、、、」

志野「その時は本当にもう、どんちゃん騒ぎでしたね。とにかく嬉しかったです」

生プラセンタの今後について

生プラセンタを今後どうしていきたいなど考えはありますか?

檞社長「化粧品という分野にとどまるものではないと思っています。
例えばコラーゲンのように、健康食品から一般食品、飲み物まで、様々な摂取方法にまで使用できるようさせていって、というように生プラセンタの使用法にも多様性を持たせていきたいと考えています。 そうやっていろんな人に届いてくれたら嬉しいと思っています。」

志野「トータルビューティーの確立をさせたいですね。インナービューティー、アウタービューティーっていう中からの美容の取り方と外からの取り方がありますから、社長が言うように様々な方法でより多くの人に届けることができたら良いなと考えています。 後は、化粧品の分野でもまだ裾を広げ切れていないところもあると考えていますので、そのための技術開発も磨きをかけていきたいです。」

 

以上、DMA代表取締役社長檞将彦と製造部部長志野雅人による生プラセンタ誕生秘話対談でした!
DMAの情熱とこだわりの詰まった生プラセンタに少しでも興味を持っていただければと思います。

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